徒然

私は還暦をもって定年退職の道の選んだ。学校を出てから、夢中で会社生活を突っ走ってきた。精神的、肉体的にも疲れてきていた。自分にとって会社は何なのか?人を使うとは、使われるとは、何なのか?二度ほど会社は変わっている。50歳を過ぎ、体の変調と仕事への責任を取る重要性に気が着いて、都度辞める決心をし、次の会社を選択する必要に迫られたためである。立つ鳥後を濁さずであれば、また鳥は別の水辺に降りる権利はある。生来自由人の私は、潮時をいつも見ていた。日本文化の良き慣習である定年を自分の仕事における潮時とした。借金もない。子供も働きだした。結婚はまだだが。女房も元気。自分だけガタがきている。人生においては、親父が生きた75年を潮時とみている。あと15年徒然なるままに生きていこうと思っている。

2015年7月八ヶ岳西天狗から硫黄、横、阿弥陀、赤岳を望む

投稿者: ucn802

会社というしがらみから解き放されたとき、人はまた輝きだす。光あるうちに光の中を歩め、新たな道を歩き出そう。残された時間は長くはない。どこまで好きなように生きられるのか、やってみたい。

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