定年退職し髭をのばしている。1か月で12mmほど。家族は嫌がっているが、経済的なので気にいっている。毎朝使うお湯のガス代替え刃代シェイビングジェルスキンコンディショナー全ていらなくなった。高くついていた化粧品だ。薬屋も泣くだろう。ごみ削減にもなる。毎朝の髭剃りの面倒もなくなった。一石三鳥である。定年を迎えたら一にやってみたかったことである。

私には兄がいるが髭は私ほど生えない。死んだ親父も。何故私だけ?母は仙台の人で、ルーツは岩手。日本の滅ぼされた縄文人の血を引くと言ってる。一番古い南方から渡ってきた、漂流の民、エスキモー、アメリカインディアンにつながる、琉球、アイヌと同じ民族である。この血が私につながっているということだ。坂上田村麻呂に滅ぼされた東北の民の血である。

私は毛深い。中国上海、蘇州にいたときも違和感を感じていた。実は日本の三重県に居た時も。私は違う民族なのではと思っていた。海外を渡っていると実に中国人も韓国人も日本人も見分けがつかない。私だけの違いは毛深さであった。同じモンゴロイドらしいのだが、私の血は古いモンゴロイドらしい。大陸から文化とともにやってきたのが新モンゴロイドで、背が高く、毛深くなく、色白という特長があるらしい。確かに格好いいといわれる人間の特長である。私は気にしない。寧ろ古いモンゴロイドの泥臭さに惚れている。

中国人も韓国人も髭で日本人を区別しているようで、日本の髭の文化が嫌われるのは髭は野蛮というアジア的観念に捕らわれた教育の所為だけでなく、新モンゴロイドから見た野蛮人のイメージに違いない。滅ぼした民である。日本においてもそうである。一方、確かに白人に比べ、日本人の髭は濃く、貧相に見えなくもない。いいじゃないか、民族の誇りだ。民族主義と嫌われそうだが、自由人だからできること。

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投稿者: ucn802

会社というしがらみから解き放されたとき、人はまた輝きだす。光あるうちに光の中を歩め、新たな道を歩き出そう。残された時間は長くはない。どこまで好きなように生きられるのか、やってみたい。

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