薬を売る者は両眼、薬を用いる者は片眼、薬を服するものは無眼 薬がいかに諸刃の剣か、製薬会社は全てを知っている。医者は片刃のみ患者に言う。患者は医者を信じ、処方箋を全て鵜呑みにする。しかし、全ての薬の効能続きを読む “老人と薬(薬は神ではない)”
カテゴリーアーカイブ: 徒然
母はなぜ?
先月、早春の穏やかな日に母が亡くなった。今年、府中の郷土の森の梅はひときわ見事だった。母にひと目見せたかった。花を二人で愛でたのは、2年前、飛鳥山の桜が最後だった。カメラに向かってニコリと笑って、指でピースがお得意のポー続きを読む “母はなぜ?”
ウクライナから平和を叫ぶ
2022年8月6日、日本初公開となったドキュメンタリー「ウクライナから平和を叫ぶ」を見た。東京渋谷円山町、映画館はマニアックな店の3階、1階では、少女たちが踊り唄っていた。日本は平和だ。145の観客席は新型コロナの再蔓延続きを読む “ウクライナから平和を叫ぶ”
それでも熊と戦うのか?
今、日本はロシアとの対決姿勢をアジアで唯一鮮明にしている。これは米国の意向に従った陽動作戦の一つに過ぎないと信じる。日本は自国を守ることを米国に委任しているから仕方ない。しかし、忘れてはいけない、熊の恐ろしさを一番知って続きを読む “それでも熊と戦うのか?”
新型コロナ蔓延から学ぶこと
2020年1月日本国内で新型コロナウィルス感染者が初めて確認されて丸2年が経った。2021年11月に収まりかけたにも拘らず、オミクロン株の急襲から、日本中への蔓延という新たなフレーズに入っている。けして収まらない新型感染続きを読む “新型コロナ蔓延から学ぶこと”
空
空は”そら“と”くう“と両方読める。空を”そら“と読むか”くう“と読むかで、全く違うイメージになる。”そら続きを読む “空”
立花隆氏を悼む
この春4月に立花隆氏が亡くなられた。学生時代、遥か40年前になるが、大学で『田中角栄研究~その金脈と人脈』の講演をして頂いた。大学内外から数百の人々が集まった。田中御殿のお膝元目白で開催したことが世間に大いに受けた。主催続きを読む “立花隆氏を悼む”
終戦の日に寄せて
今日8月15日は終戦の日。今は亡き父とテレビで夏の甲子園を見ていると急にサイレンが球場に鳴り響く。正午。選手が試合を止め、帽子を取り、頭を下げ、直立不動で黙祷を捧げる。合わせて応援も放送も何もかも止められ、球場全体が数分続きを読む “終戦の日に寄せて”
東京大空襲再び
平和憲法が今危うい。中国初め東アジアの軍備増強の流れが止まらない。守るために戦争を。いつの時代も変わらない国民感情。為政者は更に煽ってくる。外圧は内政の危機を誤魔化す道具になる。かつて太平洋戦争も連合国に煽られ、窮鼠猫を続きを読む “東京大空襲再び”
S君
S君は転校生だった。確か小学5年の時だった。もう半世紀も前のことだ。忘れて当たり前。北関東の田舎の小学校、転校生は目立つ。異文化を持ってくる。東京から来た或る転校生は厳しい寒さの中で半ズボンだった。背が高く足は長く、髪型続きを読む “S君”
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