皆川達夫さんが今年4月に亡くなられた。その1月前までNHKFMの『音楽の泉』のDJをされていた。92才であった。私が皆川達夫さんを初めて知ったのは中学のとき。やはりNHKFM「バロック音楽のたのしみ」朝6時、紹介される曲続きを読む “祈り”
カテゴリーアーカイブ: 徒然
ジョンが遺したもの
かつて住んでいた街の小さな喫茶店、古い書店が数年前から店先で開いている。全てが変わって何も思い出す縁は残っていないが、妙に懐かしい。師走、冬晴れ、木枯らしが冷たい。コロナに翻弄された2020年ももう終わる。珈琲一杯。ふと続きを読む “ジョンが遺したもの”
Pitié
わたしたちの神に帰りなさい。 豊かに赦してくださるからである。 イザヤ 55:7,旧約聖書 彼らはそのつるぎを打ちかえて、すきとし、そのやりを打ちかえて、かまとし、国は国にむかって、つるぎをあげず、彼らはもはや戦いのこと続きを読む “Pitié”
平和への想い
幸いなことに私は戦争を身を持って経験したことも、戦火に見舞われたことも、戦争のために人を殺めたことも、殺戮の場に立ち会ったこともない。もう戦争に引っ張り出されることもあるまいが、巻き込まれる可能性はある。戦争は突拍子もな続きを読む “平和への想い”
老い
老いは忍び寄る影のようなものだ。体の節々に、言葉の端々に、心にじわじわと、自分の意思には関係なく、避けることはできない。ここまで生きたのだから仕方ないと諦めるべきなのだろう。しかし、どこまでどのように体を、頭を、心を蝕ん続きを読む “老い”
山女
ストックを支えに一歩一歩山に登っていると気になるのが、いつの間にか私に追いつき、抜いていく山女の姿である。彼女たちはけして早い訳ではない。こつこつと堅実にひたすら登ってくる。いつの間にか、私が滝のような汗を拭い、休んでい続きを読む “山女”
ピーターの遺産33億円
Face Bookには様々な方が訪ねてくるので楽しい。日本だけでなく海外からも訪れて来る。ー昨日のメールには驚いた。ドバイに33億円(3千万ドル)の遺産がある。山分けしないか?”Yamaji”を探していた。やっと君に辿り続きを読む “ピーターの遺産33億円”
光と影
闇が光に対峙する世界であることは明確である。光は正義であり、生きる道標である。闇は悪であり、闇の中で道は見えない。一方、光に対する影はどうか。影は光によって生まれ、ある意味、対照的な存在である。光がある限り影は必ず生まれ続きを読む “光と影”
光
創世記第一章 はじめに神は天と地とを創造された。地に形はなく、むなしく、闇が淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。神は「光あれ」と言われた。すると光があった。神はその光を見て、良しとされた。神はその光と闇と続きを読む “光”
無くなる会社、失う会社、伸びない会社
会社生活足掛け37年、定年退職という一区切りを終え、会社生活における悔恨の念と苦渋の思いが湧き上がってくる。何故あの会社はなくなり、あの会社は資産を失っていったのか、そしてあの会社に何が残るのだろうか、それぞれ原因があっ続きを読む “無くなる会社、失う会社、伸びない会社”
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