船長、お元気でしょうか?初めてお会いしてから早いもので8年が経ちます。朝明の温泉でしたね。お声をかけて頂き、嬉しく。精悍なお姿を忘れはしません。皆さんがいつもお名前ではなく船長と呼んでいましたね。今も現役で船に乗っている続きを読む “伊勢(蘇民将来子孫の系譜)”
カテゴリーアーカイブ: 旅
自転車の旅、旅路の果て
人の一生は重荷を負ふて遠き道を行くが如し。急ぐべからず。不自由を常とおもへば不足なし。心に望み起こらば困窮したる時を思ひ出すべし。堪忍は無事長久の基。怒りは敵と思へ。勝つことを知りて負くることを知らざれば害その身にいたる続きを読む “自転車の旅、旅路の果て”
老人と山
警察庁の統計によると昨年夏の山岳遭難者に占める60歳以上の割合が遂に42%弱に。毎年総数共に減ってきている。コロナ禍を真面に受ける老人が登山を諦めたと言うことはあったとしても素直に嬉しいもんだ。還暦を越えると状況判断に狂続きを読む “老人と山”
侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館
2007年12月13日、侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館はリニュアールされた。13年前である。私はこの日初めて訪ねた。ずっとリニューアルのため閉館していたからである。初めて南京に来た時は中国人の部下と顧客訪問で来た。その続きを読む “侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館”
先ず足元を見よ
山に登るとは常に上に向かうことだけではない。先ず足元。一歩間違えれば奈落の底。足元を確保してこそ登れる。上に登るには眼下が重要となる。山が険しくなればなるほど足元が重要となる。登るとき、体重を支えるのは一本の足。もう一本続きを読む “先ず足元を見よ”
熊さんは実際怖い!
ある~日、森の~中、熊さんに出会った。花咲く森の道、熊さんに出会った。 熊さんの 言うことにゃぁ、お嬢さん お逃げなさい。スタコラ サッサッサのサ、スタコラ サッサッサのサ、ところが熊さんが後から付いてくる。ト続きを読む “熊さんは実際怖い!”
国境は緑
飛行機から眼下に見る景色は忘れられない。まして国際線では地上から伺うことのできない風景を覗けるからだ。2017年6月23日朝の便で大連から成田に向かっていた。一番安く早いCA951便(中国国際航空)。昨日までの大雨と打っ続きを読む “国境は緑”
川を渡る風
川を渡る風を楽しむ。川辺の花々木々の騒めきに風を聞き、体いっぱいに風を感じ、川面のさざ波に風を見る。上海、蘇州にいたときも川辺をどこまでも自転車で走っていた。大陸の川はゆったり流れ、悠久の時の流れを教えてくれた。海は遠く続きを読む “川を渡る風”
山へ
山に登る奴は社会人失格。社会人足るもの、山に登るものではない。 20年前に亡くなった父は社会人の心得として言っていた。しかも私は運動誘発喘息症で241mの山の入口で小学生の時動けなくなって以来山登りは到底の話だった。50続きを読む “山へ”
旅の形
旅が人の心を搔きたてるものは何なのか?命を賭してまでなぜ旅に出るのか?旅には何があるのか? 芭蕉は旅に生きる人々も旅に何かを求める人々も同じ旅人と言っている。生活するために旅するも精神的な救いを求めて旅するも同じ。旅は人続きを読む “旅の形”